静音ケース

世の中で流行りの静音(こういう熟語は従来はなかったようですね。辞書を引いても「静穏」しか出てきませんし。でも静音のほうが、PCの場合には雰囲気がでますね)化を行いました。うちのPCは、リビングダイニングに常時稼働しているサーバ機(2号機)と、普段最もよく使うクライアント機(1号機)が置いてあり、音が気になりだすと結構気になります。秋葉原のPCショップを見て歩くといろんな静音ツールがありますが、最後は水冷化とケースに辿り着くようです。

ということで、ケースの静音化をしてみました。秋葉原にはさまざまなケース用静音化シート類が売られていますが、どれもみな結構高価です。30cm×30cm程度のシートで1枚あたり1000円から2000円くらいします。うちのPCはタワーケースで2台もありますので、まともに買っていたら、1万円くらいはすぐに掛かってしまいます。貧乏人にはちょっとつらいです。もっと安いもので静音化しましょう。

お風呂保温シート

近所のスーパーで、お風呂保温シートを買ってきました。70cm×120cmで980円とお得です。柔らかい発泡ポリエチレン(?)にアルミシートが貼ってあるもの。厚みは2mmくらいでしょうか。これを2号機ケースの側面パネルに合わせて切って、両面テープで張り付けました。中央で二分されているのは、この部分にケース補強材があり、側面パネルの隙間がほとんどなかったためです。周囲が空いているのは、ケースとの接触部分です。ちょっと余裕を見て広めに空けてあります。

お風呂保温シート	側面パネル

側面パネルをケースに取り付けると、気分だけ静かになった感じがします。側面の空気穴が開いたままなので、どうしてもここから音が漏れてしまうのでしょう。材質ももうちょっと重いほうが良いかもしれません。試しに余っていたマグネットシートで空気穴を塞いでみたらぐっと静かになりました。

コルクシート

こんどはホームセンターで、コルクシートを買ってきました。30cm×45cmで580円を2枚。厚みは8mmあります。重さもお風呂保温シートよりはちょっとだけ重いです。

ホームセンターには、コルクシートの他にも、静音シートとして使えそうなものがいろいろとありました。ゴムシート、発泡ゴムシート、発泡スチロールパネル、等々。床用カーペットも、ゴム系素材と繊維との複合材で、遮音性はなかなか高そうでした。いろいろと迷ったのですが、ゴム系素材はゴム特有の匂いがするのと値段が高いので、天然素材のコルクシートにしました。

2号機と同様に、1号機のケースに合わせて切って両面テープで張り付けました。上部の横幅がちょっと足りませんでしたが気にしないことにします。下部がL字型に切り欠いてあるのは、内臓HDDが干渉する部分です。空気穴部分は2号機の教訓から無理に加工して開けることはしませんでした。天然素材の感じが結構気に入ってます。

コルクパネル	側面パネル

静音化効果はまぁまぁという感じです。

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