マンションでも一戸建てでも住宅を手に入れるのに借金が不要という方は少ないと思う。普通は住宅ローンという借金を残り半生のほとんどを期間をかけて返していくことになる。特に、都会近郊ではマッチ箱とかウサギ小屋と言われるようなささやかな住宅でも年収の4〜5倍からそれ以上もしているので、普通は年収の3〜4倍くらいの借金を背負うことになる。もちろん私も例外ではなく年収の数倍の借金をしてマンションを購入した。最近はローン金利が低いとはいえ、預金金利も低いし給料は上がらないし、しかも私の金利は最近のような超低金利になる前だったので、最初の10年間が3.1%(加算分は3.6%)、それ以降は4.0%である。いま銀行の定期預金利率が0.2%以下ということから考えるととんでもない高利貸しとしかいいようがない。そんな庶民感情に気を使ってか、住宅ローン残高に応じて減税をするという制度がある。我が家も少しでもお金が助かるものならということで、確定申告で税金を返してもらうつもりだ。

我が家は昨年(98年)の初めに入居したので、98年以前のローン控除制度が適用される。99年以降に取得・入居した人はもっと有利な制度になったらしいが悔しいので詳しいことは調べていない。私の場合の住宅ローン控除は、年末時点のローン残高3000万円までに対して一定率で計算した金額が還付されてくるはずだった。ところがよくよく調べてみると、控除対象となるローン金額は建物分だけで、土地取得分は対象外なんだそうだ。マンションの場合は土地を買ったなんて意識はほとんどないので、ローン残高全額を基準に計算した税金が返ってくると思っていたが、マンションといえども建物分と土地分は金額的にはほぼ半々になっていて、ローン残高全額が税控除額の計算対象にはならないことが分かった。繰り上げ返済の原資の一部としてあてにしていただけに結構痛い誤算だった。

すんません。女房まかせにしていたので書く事がありません。m(._.)m